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伊与衛門農園について

 周囲を山に囲まれた、福井県あわら市熊坂にある農園です。スタッフ6名で水稲や野菜を中心に栽培をしています。 熊坂地区は福井県と石川県の県境の山の麓にある、見渡す限り田園風景が広がる山間部です。高齢化や少子化が進み、年々離農や過疎化が進んで、それに伴い、耕作放棄地も増えています。高齢化や過疎化が進む中山間地域を見て、自分達が育った地域がこのまま荒れていくのは見ていられないと奮起し、この素晴らしい景観を後世に残していきたい!その強い思いから、地域を守る取り組みをしています。

 熊坂地区のような山間部は、ミネラルたっぷりの冷たい水に恵まれ、全ての農産物がゆっくりと美味しく育ちます。また、昼夜の寒暖差がさらに、自信をもっておすすめできる美味しいものに育ててくれます。 安心・安全・健康・無農薬を期待しているたくさんの人に伊与衛門のお米を食べてもらうため、スタッフ一同、農薬を使わない栽培や有機栽培、自然栽培といった環境にやさしい取り組みにこだわりながら、新しい取り組みも積極的に取り入れて、楽しくお米作りをしています。

 お米は苗作りが大切と言います。特に私たちの自然栽培米の苗は、昔ながらのやり方で青空のもと田んぼ苗代で育てます。一般的には育苗ビニールハウスを使います。ビニールハウスのメリットは、保温ができ苗が促進する、病気、害虫から守りやすいことなどがあります。対照的に自然栽培の苗は、生まれた時の赤ちゃん苗から自然に晒し、風雨、直射日光、害虫、色んなリスクに囲まれることで、自然と免疫のついた病気や害虫に強いガッシリとした成長を見せてくれます。収穫の際も、完熟するまでじっくりと田んぼで実ることを待ち、最後は遠赤外線タイプ乾燥機で低温で仕上げ調整を行います。できるだけ自然のままで育てていく栽培方法です。その代わり成長速度はゆっくりで時間は2倍以上かかり、収穫量も通常の栽培方法に比べるとも半減します。それがほとんど市場に出回らない理由なのかもしれませんが、私たちは安全安心な農産物を作り続けていきたいと考えています。

 収穫後のお米は、鮮度や味を保つことができるように、玄米の状態で低湿保冷庫で一年を通して保管しています。精米を希望の方には、直前に精米し、新鮮な状態でお届けしています。さらに発送までの過程で、機械選別や目視での確認をして品質管理を行っています。

農薬を一切使わない特別栽培米のお米は美味しさがありますが、100%虫の被害を防ぐことにもリスクがありますので、お届け後も保管には注意して頂き、お早めに召し上がりください。

 伊与衛門農園は過疎化を救いたいと常々考えています。熊坂地区は福井県と石川県の県境の山の麓にある、見渡す限り田園風景が広がる山間部の地域ですが、年々、過疎化が進んでおります。それに伴い、耕作放棄地も増えています。先祖代々続いた水田地域が年々手放され、このままでは荒れ果てた原野に戻ってしまう。この素晴らしい地域を後世に残していきたい! その強い思いから、高齢に伴い離農する方の作業を一手に引き受けています。


 当園は、昔から山からの天然水だけで農業をしてきた村を守りたい。環境にやさしいお米作りを続けることにより、この美しい田園が広がる農村を次の世代に紡いでいきたいと思っております。

チームの面々

取引先(更新中…)

©2022 by iyoemonfarm. 伊与衛門農園

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